2024年1月2日に
羽田空港で日本航空機が海保機と衝突する
かつてない大事故がありました。
2機ともに全焼し死者も出ました。
この大事故の原因について、まとめました。
報道内容
![](https://bobushort.com/wp-content/uploads/2024/01/moeru-1024x555.jpg)
東京都大田区の羽田空港で
2024年1月2日午後5時50分ごろ、
着陸した日本航空(JAL)の旅客機が滑走路で
海上保安庁の航空機と衝突し炎上する事故がありました。
乗客乗員379人全員が機体から脱出し
海上保安庁機の乗員6人のうち5人が死亡したことが
分かりました。
事故の発生から8時間あまりたった
1月3日午前2時15分ごろに
やっと火は消し止められたということです。
海上保安庁機は2024年1月1日に起きた
能登半島地震の支援で新潟航空基地に
物資を輸送する途中でした。
フライトプランでは午後4時45分に
羽田航空基地を出て
午後5時55分に新潟航空基地に
到着予定する予定でした。
海上保安庁と羽田空港JALの飛行機事故の原因は何?
羽田空港で日本航空の飛行機と
海上保安庁の飛行機が衝突して炎上した事故で
原因は未だ分かっていません。
元日本航空の機長は追突事故について
「海上保安庁の飛行機がまだ離陸していないのにもかかわらず、管制塔で着陸許可が出た可能性がある」
と話しました。
元日航機長の塚原利夫氏は
離陸しようとした保安庁の飛行機に
日本航空の飛行機が後ろから
突っ込んだということも考えられるとし
「何が問題かというと、まだ飛行機が離陸していないのに着陸許可を出しちゃったのかもしれませんね。管制官が。パイロットのほうは目の前には何もいないよねというつもりでいきますから、目の前に海上保安庁の飛行機が止まっていることが見えていなかったのかもしれません」
引用:Yahoo
管制官の指示ミスであると見解しました。
通常、空港の滑走路に飛行機が
2機も侵入できないことになっています。
事故の状況について
・JAL516便はC滑走路に南側から着陸をしようとしていた
・滑走路上に海保の機体があり衝突
・JAL516便はC滑走路の北側で停止
・炎上
となりました。
JAL516便の乗客の数やけが人は?
日本航空によると、この便には
子ども8人を含めた乗客367人
乗員12人を合わせた379人が乗っていました。
が、全員脱出することができました。
17人がけがをしましたが命が助かり
本当に良かったです。
CAの方たちも怖くて不安な中
乗客を守ろうと必死だったことでしょう。
まさに日々の訓練の賜物ですね。
海保機の乗組員の安否は?
![](https://bobushort.com/wp-content/uploads/2024/01/honou-1024x555.jpg)
海保機に乗っていた方の安否が分かりました。
この事故で海上保安庁の航空機に乗っていた
乗組員の田原信幸さん、石田貴紀さん、
帯刀航さん、宇野誠人さん、加藤重亮さん
の5人はその場で死亡が確認されました。
機長の宮本元気さんは、自力で脱出しましたが
重傷とのことです。
今回の事故で燃えてしまった機体は
東日本大震災で仙台空港に被災し
損傷が少なく復活した奇跡的な機体だったそうです。
海上機の指示の聴き間違え?
X(旧Twitter)でこのような投稿を見つけました。
- JAL516便に着陸許可をしていた
- 海保機にはC-5で待機を指示していた
こちらが本当なら海保機の聞き間違い
ということになります。
通常、ブラックボックスから通信記録が
確認できますが2機とも全焼のため
かくにんは難しいかもしれないですね。
聞き間違いはあり得るのか?
また、元日航機長で航空評論家の山田不二昭氏は
「滑走路に航空機がいる状況で、別の航空機が進入することはない。地上の指示系統にミスがあった可能性も現時点では排除できないのではないか」
引用:Yahoo
と見解し
同じく元日航機長で航空評論家の小林宏之氏も
「これほどの火災を伴う事故は、見たことがない。
プロのパイロットが管制官の指示を聞き間違えたとは思えない」
引用:Yahoo
と話しています。
また、日航機と衝突した海保機が
能登半島地震の対応で新潟航空基地に向けて
急遽、物資を搬送中だったこともあり
「『被災地に早く物資を届けてあげたい』という心理が影響を与えた面はあったのかもしれない」
引用:Yahoo
と推測しました。
急いでいたが故に起こってしまった事故なのか。
海保OBの男性は
「パイロット側のミスなのか、管制官側のミスなのか分からないが、通常はあり得ない事故。不思議だ」
とし、未だ事故の原因は分かっていません。
また機体を操縦していた宮本元気機長(39)は
2017年2月から同型機の機長を勤めていて
2019年4月から羽田航空基地に所属し
機長として4年11か月の経験があるということです。
まとめ
今回の事故でJALの機体には多くの方が
乗っていましたが379人全員が
逃げ切ることができて本当に良かったです。
また海上保安庁の職員のご冥福を心よりお祈りします。
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